2007年4月29日(日)
ギター履歴(記憶編)

一番初めに手にしたギター

「Morris W-18」
中学2年頃?このギター、元は姉貴のものだったのですが、
いつのまにか私のものになっていました。。。(汗
きっかけが良く思い出せない。その頃の悪友達は何故かギターを弾く奴等が多く、大抵が何らかのギターを持っていた。
恐らくは、そんな環境に触発されたような気がするのだが、記憶では、奴等がギターを弾いている事を知ったのは、
自分が姉貴からギターをぶんどった、後だったような気もしている。(たかだか半年位の違いだったような気もするが。)
・・・しかし、なんにせよ。奴等がいたおかげで、張り合いもあり、「F」も突破し。
いつの間にか、弾き続けるまでに至る事となる。。
とにかく、10年位は、「W-18」を弾きまくった。
(部屋で、野外で、寮で、倉庫で。)音が良いか悪いかを知らない訳ではなかったが、
(上で登場した、悪友達は、中学生という分際で、「ギルド」は手にするわ「マーチン」は手にするわ。まぁ、なんて
親不孝な馬鹿どもだったので、高いギターの性能がどういうものなのかは知ってはいた。)
そんな中にありながらも、私はもっぱら弾き続けられているだけで幸せだったのか、
「高いギター」に興味を示さず、そして時は巡り巡り・・・
(ただし、それだけ弾き込んだので、最終的なコンディションはもぅ最悪で、フレットは陥没しまくっていました・・・)

 「Morris W-60T」(こういう型番だと思っていたのですが、こんなギターは無い?定価が6万位のティンテッドカラーのやつでした。)
「Morris TF-60T」(縦ロゴとか、インレイの感じとか・・・どうやら、これだったようです。ネットで調べましたが、台数が少なかった。)
そんな経緯を経たある日。(それなりの値段のギターってどんなものなんだろう?)なんて、魔が指す?
(というより、陥没しまくったフレットをリペアする気も無いのだから、W-18のコンディションでは、限界すぎたのかもしれない・・・w)
で、なんとなく立ち寄った靖国通り沿いにあった、楽器専門店(名前失念。)確か、B1にギターコーナーがあって、
薄暗くも、雰囲気のある所だった記憶がある。
で、なにげに色々物色してみた。(正直言って、この時。単板がどうとか、合板がなんだとか、材質に松だとか、マホだとか、
ジャンボタイプ?フォークタイプ?ポークビッツ?そんな事、まるで知らない。正にカモネギ状態!キケーンw)
そんな状況であったが、「ちょっと、弾いてみたい。」と、手にしたギター。それが、「W-60T」というものだったはずである。
中古との事だったが、状態が良く、これはすげぇ。という手応えがあったわけではないが、ネックも曲がってないし(あたりまえ。)
ペグも歯飛びしなさそうだし(あたりまえ。)フレットも陥没してなかったので(あたりまえ!)さらっと購入。
(確か、38000円位だったかな。)
早速、家に持ち帰り。「これより試し斬りをぉ、おこなぁ〜う。デデン」
ジャラ〜ン。
「ほぉ。いい音〜♪なんか高音が綺麗。」それが第一印象だった。
「これで、またしばらくはガチャガチャやれるぜぃ。」なんて。。。
ところが、ある日。(購入から1ヶ月も経っていなかったはず。)酔って帰って来た時か、なんだか忘れてしまったが、
なんか、バキッっという音が。。。なんと。バキッと、ネックを折ってしまうという大惨事が!!!

「YAMAHA LD-10」(写真は海外サイトからいただきました。^^;)
そんなわけで、「W-60T」は、一応木工用ボンドで、テンションかけても一応大丈夫な位にまではなったのだが、
このギターでは、あまりにも心もとない。「・・・だったら、もう一台いっとく?」
今度は、パンフレットもある程度揃えて、「単板とかいうのが、いいらしい。」位の知識は得た。w
で、「今までモーリスばっかりだったから、ヤマハなんてどぅよこれ?」なんて、パンフを眺めていると、ちょっと、
好きな感じの姿のギターが。。。どうやら「Lシリーズ」というものらしい。
(なんか、肩のぶぶんが、なで肩なんだけど、これが気に入ってしまった。)
んで、その時一番安かったのが、「LD-10」だった。
そんなわけで、一度近所の楽器店で、発注する事にしたのです。
(どうせ新品なのだから、試奏もなにも、っつか運だけよ!)
ところが、いつまで経っても指定日通りにギターが来ない。幾度か延期の電話をもらったが、ついにプチ。
「いいかげんにしてくれ。もぅいらない。」と、キャンセル・・・。
いきなり腰砕けとなりましたが、その時のわたしは結構真剣だったらしく、
めげずにさっさと御茶ノ水まで、足をのばしていたりしています。^^;
(石橋楽器だったかな?)折角現物があるのだからと、しっかり試奏。(ついでにもっと高そうなギターも試奏。)
正直なんだか良く解らなかった記憶があるんですが、気持ちは決まっていたので、そのまま購入。
(近所の楽器店では、定価だったけど、結果、こっちの方が安かった。48000円)
とっとと、家に持ち帰り。「これより試し斬りをぉ、おこなぁ〜う。デデン」
ジャラリ〜ン♪
「げっ。な、なに。コ・レ・・・。」
なんという、倍音。なんという低音。なんという美しい一弦の艶やかさ。
「ギャ〜〜〜〜。す、すげぇ!!!!」
一発で、惚れてしまった。





                                       
編集後記
「W-18」
LD-10入手後しばらくしてから実は、分解してしまっていて、今は、トップの板だけが残っている。
フレットは完全に陥没しまくっていたし。ネックは元曲がり、ペグは歯飛びがひどく、弦調整をしていると、突然。
「ベイ〜ン!」と、歯車が一段飛んでしまう事がよく起こった。
ただし、それだけ弾きまくったので(今となってはその音を再現する事は不可能となってしまったが、)
弦を新しく張り替えると「あぁ、いい音だなぁ〜。」と、いつも感じていた。
(もしかすると、かなり鳴っていたのかもしれない。)

「TF-60T」
結局、1ヶ月と動かなかった、悲劇のギターでした。(私のせいだ。ばか!)
木工ボンドで圧着し一度は復活を果たし、しばらくは「LD-10」との音の違いなんぞを楽しませてもらったのだが、
最終的には、やっぱりボキッとなってしまった。ので、ぼっこわしてしまいました。w短命でした。
(折れたヘッド部だけは今も残っています。しかし、ボディーとか、どぅしたのでしょうね・・・^^;))
「LD-10」
本当に、よいギターだったです。(だった?)
ただ、全体的に色々な音がブーストされて出ているような不可思議な音(生演奏なのにまるでアンプを通しているような感じ。)
がしていたのが記憶に残っています。(途中から気にならなくなっているので、新品特有のものだったのかもしれません。)
ただし、このギター。入手してから、1〜2ヶ月位で、トップの板が5〜10cm程パキッっと割れてしまい、ヤマハにリペアを
依頼したのですが、帰ってきたギターはトップを「割れ修理&再塗装」されており、以降音が眠たくなってしまいました。
弾き続けているうち徐々に元の感じに戻っていったのですが、ある日。これまた酔っ払って、いい気になって、ラーメン屋で、
流した後。消息を絶ってしまっています。(ギターなんてデカイもんを紛失するなんて事が、この世に起こりえるのでしょうか?w)
結構必死で探したのですが、ラーメン屋はモチロンの事、帰路で使ったであろう道のりを辿っても何処にも落ちていませんでした。
(「気が付いたら、家のベッドに寝ていた。」と言う位の久々の超泥酔ぶりだったのです。)
このギターを購入したのが、確か1994年あたりで、何処かへ旅立ってしまったのが、
確か2000年か2001年あたりの出来事なので、6年位は一緒にやれてたみたいです。
そして、以降現在まで。ギター無し。の状態でした。



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