YAMAHA L-6(77年中期)No704XX 2007年10月18日(木)
TOP-えぞ松単板/BACK-パリサンドル単板/SIDE-パリサンドル(合板)
弦長-651o/指板幅-45o〜58o(実測)/弦間-36.5o〜56o(実測)

そんなわけで、次期主力機を探す。「どうせなら、も少し良いギターで。」
そこで、目をつけたのが、L-5かL-6、特にL-6の出品が多く、L-5と合わせて、
検索&入札。
以前見た時に、ネックが上のほうで割れて、それを修理したようなL-6が出ていて
、落札されていた。
あれでも良かったかなぁ〜。なんて思い始める・・・・
L-6に絞り、入札を繰り返す。。。そんな折、難あり。としてL-6が出品された。
TOPにキズがあり、(クラック、割れ?)ネックも所々塗装が剥げるキズ、(ピンポイント)
ただし、これは前期(または中期)型で、少なくとも、
TOPとバックが単板という贅沢なものなので、チャレンジ。
・・・・・。キタ。落札!!!
ヤッター。
即効、連絡が来たので、その場で入金処理を済ませると、
なんと翌日の朝に発送しました。という連絡。
北海道からの出品だったけど、14日の23:00に落札で、
16日10:00頃到着という手際のよさ。凄い・・・
梱包もほぼ完璧。(前回のFG-400Dも頑張ってくれてたけど、こちらは本当に凄かった。)
慎重に開梱する。少しずつギターらしい形が出てくる。
やっとソフトケースまで辿りつき、チャックをジー。
でた。L-6
・・今度は、写真通りの状態だ。(良くはないが、説明以下のコンディションではない。)
TOPのキズは結構深そうだったけど、サウンドホールから裏を見てみると、
裏までは割れておらず、表面上のキズである事が解った。
さて、音である。
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


んー。
優等生?だけど、
「何か、鳴り切っていない。。」というのが第一印象だった・・・
低音はブイーン。高音はそれなり?(あまり綺麗に、、、FG-201Bと大差が感じない。)
んーーーー。こんなものか。
しばらく弾き続け、ついでに201B君も調弦し、弾き比べてみる。
201Bは軽く、元気な印象。(この頃のYAHAMAのギターは、どこでも評価が高いが、この201Bは一発で音に惚れただけあって、
アタリなのかもしれない。)音量的に出きっている感じで、気持ちがいい。
L-6は、全体的に優等生だ。特に6弦の増幅感がたまらない。総ての音に品のようなものを感じるし、音量も201Bより出ているのだろう。
ただ、それでもなぜか出きっていない。そういう感じがあるのはなぜなんだろ・・・
感覚としては、今まで触れてきたYAMAHAというよりは、MORRISのTF-60Tに良く似た印象である。
(バランスがいい。)
LD-10は、良く鳴った。ただし、TOP以外が合板という感じが解る感じで、TOPだけで、無理矢理鳴っている。そういうアンバランスさがあったのだけど
繊細感もあったし、出きっている感もあった・・・
LD-10のTOPの材は薄かった。(パキッっと割れたし。サウンドホールの端を触ってみても、薄いのが解った。)
しかし、このL-6は材が、厚い。(厚すぎって位、厚く、バックも厚いのだろう。)そして重い・・・
ここら辺も、TF-60Tと似ている。(TF-60Tも材が厚かった。)
しばらくL-6を弾き続けた後で、201Bに持ち替えると、全体の音が一気に軽くなるのが解るのだが、
「もぅ201Bは弾けない。」という完全な差ではなく、個性の範囲内に収まるのが、ある意味201Bは凄い。
L-6の難点は、「トラスロッドがそろそろ限界」という事で、201Bはマイナスドライバーなんかでも回せるほど余裕があるが、
このL-6は、マイナスドライバー如きではピクリとも動かない。ちょっと、気になる。。。
後は、出品時に記載されていなかったが、どうやらフレットの摺り合わせを行っているようで、フレット自体が低く、また丸みをおびていない。
その為、ナットがやや高くなる事となってしまい、このままでは、ちょっと弾きにくい。
フレット交換は、なんとか個人でも出来る範囲にありそうなので、いずれチャレンジしようと思っているが、ネックの順反り。は、個人では、ちょっと。
(なんとかしたい所だよね。今は大丈夫だけど、ロッドの調整が出来ないってのは心もとないから・・・)

時に、このL-6には、全単板というものがある。という噂があり、77年中期から、サイドが合板になった。というのが定説のようなのだが、
76年だとしても、サイドに割れ止めがあるものを見た事がなく、カタログ上は全単板だったらしいが、実際には無いのかもしれない。
(うちのは77年4月らしいので、ギリギリ全単板の可能性があったけれど、表と裏の木目が異なるので、合板だ。
ちなみに、バックの木目は合っているので、単板だと思う。)
これについて、某掲示板にて、質問をしてみた所。
「76年を、狙って購入したが、サイドは合板だった。(エンドピンを引き抜いて確認したそうだ。)つまり、総単板は、都市伝説だと思う。」
という、かなり有力な反応があった。

というわけで、L-6には総単板というのは、実在しないのかもしれませんね。たいちょ。

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