2007年4月29日(日)

ギター履歴(再生編)       YAMAHA FG-201B No004XX 購入2007年4月頃    
TOP-えぞ松/BACK-サペリ/SIDE-サペリ
弦長-636o/指板幅-45o〜55o(実測)/弦間36.5o〜51o(実測)

Part1
ギターの無い生活にもいつの間にか慣れてしまい。情熱なんてとっくに消え失せていたはずです。
たまに、PCの部品でも買いにハードオフというジャンク屋に立ち寄ったりすると、
ギターが置いてあったりして、「買おうかな?」なんて思う事はあったのですが、
なぜだか手が出ません。
(買うといっても、いきなり高いのではなく、せいぜい、3000〜5000円位の値段のものです。)
一応、チューニングされていないデタラメな音階の錆びきった弦をボーンとやってみるんですが、
やっぱりピンとこない。
(なんだかんだと、弄ってるんだから、興味が無い訳ではないらしい。。。)
安いギターしかイタズラしないせいなのかもしれないが、
自分の耳にも自信が無くなっていたし、「いくら以前はガシガシやってたといっても、
6年も離れて、再生なんてある訳もない。」そういう変な確信の方が強かった。
そんな感じの折、とあるジャンク屋(生活創庫?)にて。
適当に色んなものを見ていると、ギターがちらほらと。
状態はどれも悪し。「別にいつもの事。」って、そのギターの横を通り過ぎる時に、ちょっといつものイタズラ。
「ブィウゥゥウ〜ン。」
キキーッ(靴から煙が出たかも?)へっ?「ボーンじゃ無い。。。」な、な、な。な・ん・だ・こ・い・つ・・・。
はっと見る。ヘッドはYAMAHA、シールにはFG-201Bという文字。
(もちろんギタヲタではないので、型番言われても、わけわからんw)
インレイも何も無いから、安いものだろう位は解る。「ひょっとして単板?」埃だらけのそのギターを手にし。
ホールの端を「じとーっ」そして。「くわっっ」・・・・。合板みたい。。。
「耳が変?」「このプレハブの音響がたまたま合ってるのか?」色々考えてしまって、
近くに転がっていたギターも弄ってみるが、やっぱりいつもの「ボーン」
価格的には、もっと高い奴も置いてあったので、そいつもイタズラしてみたが、やっぱり「ボーン」
やっぱ気のせいだと思い、FG-201Bに持ち替えて、錆びきった6弦をつめの背で弾く。
「ブィウゥゥウ〜ン。」
『な。。。あんだこいつ、箱が鳴ってるじゃねぇか!』
錆びきった1弦をつめの背で弾く。「リ〜ン。」『げっwww艶が聞こえる!!!!!』
な。なんだこれはっ。。。
ウズウズウズウズ・・・・・。「うぅむ。なんか、欲しいなぁこれ。」再生の時?が、結局買わず。(なんて事を。。。)
とにかく状態が悪かった。トップは、ともかく仕方が無いとしても裏板にかなりの引っかき傷があって、
それが結構深く、こげ茶の表面を削っており、地肌?の木の部分が見えてしまう位のものだったから。
そしてお値段5000円。。。微妙・・・。(とはいえ、やはり気になる。)
早速家に戻り、ヤフオクなんかで相場なるものを調べてみる。
どうやら、3000円〜せいぜい3500円止まり。『う〜ん。送料考えれば、丁度5000円位になりそうだが、あのコンディションで、
売値で5000円というのはなぁ〜。』しばらく悶々とした日々が続いたのは言うまでも無い事でした・・・w

Part2
とは言え、ギターの無い生活に慣れている私は、次第にそのインパクトを忘れてゆき、そのギターの事も少しずつ、記憶の彼方へ
おいやられていきました。そんな、ある日。(これまたちょいと酒を引っ掛けていた時。)何を血迷ったのか、いきなりギターが
弾きたくなり、どういう訳か、知人に頼んで、ハードオフへ連れて行ってもらうんです。(酒入ってるんで、車は。)
「ギターが欲しい。どんなんでも良いから、買うんだ。」見たいな感じでw
FG-201Bの事は、頭の中にありましたが、どうしても5000円という値付けだけが、引っかかり。
結局。3150円で投げ出されていた、ナット&ブリッジ&ピン無しのボロ「W-20」を購入。
早速弾いてみようと、部屋の中を探してみるとなんと。ナット・ブリッジ・ピンの総てが在って。我ながら笑いながら、
弦調整。そして音出し。「デリャーン」ま、ま。何でもいい、なんでも。
そんな感じで、いきなりの再生を果たしました。

Part3
とにかく、突然のギター再開に。本人すら、気後れ気味。
なんにせよ何かを弾いてみようとするけれど、案の定、そらでは、1曲も出来ず、いきなり6年のブランクが重く圧し掛かる。
楽譜を全部引っ張り出し、やってみますが、カンタンなリード(前奏)等も、完全に忘れており、ベースランニングも全滅。
なんにしても、指が痛くて仕方が無い。(そういや、よく水ぶくれになったもんだよなぁ〜。それでも弾こうとしてたんだから、凄いもんだよ・・・。)
とにかく、懐かしいやら、悔しいやら、懐かしいやら、悔しいやらで、4〜5時間は悪戦苦闘。。。w
(指の痛みは、酒で中和www)
いつの間に、満足したのか、ぐっすり眠っていました。。

Part4

しかし、素晴らしいのは、体で覚えた経験という奴です。あれから、ギターを弾いていますが、
一度思い出し、「そういえばこうだった。」と閃くと、途端にガチャガチャやってた頃のレベルあたりにまで、弾けて来る。
ただし、同時に困った事も出て来ます。それは、最終的に手にしていたギターが「LD-10」であったという事です。
残念な事に、何も考えずに手にしてしまった「W-20」は、今までの例に漏れず「ボーン」なギターでしたから、
弾き込めばどうにかなったとしても、今の私ではもぅダメでした。(倍音の立下りが早すぎるし、なにより1~2弦に艶が無く。
スチールの線が音を出しているだけの、いわゆる、「どこにでもある安いギター。」だったのです。)
そんなわけで、色々な技術的な事は、次第に思い出してくるのですが、音に対する不満をどうする事も出来なくて、結局。またしても
弾かなくなってしまう日々に逆戻りとなってしまいました。
(とは言え、ギターはもぅ私の近くにあります。ですから、「どぅしても弾きたい発作」が、また発生しても、とりあえず。
抑止にはなる事だけは、確かです。。。)

Part5
ところが、ギターがいつも目に見える場所にある。それは、ギターに対する意識が「無かった時」と「ある時」では、違うらしく、
いつまで経ってもFG-201Bの事が、頭から離れなくなってしまいました。
「いや、どうせもぅ売れている。」「ヤフオクでなら、コンディションのずっといいのが、同価格で買える。」
そんな言い訳で、騙し騙しするんですが、お判りの通り。特に生ギターは「写真で解るコンディションや状態等では、なにも解らない。」
ものでして、出てくる音が総てです。そして、その事を私は、よく解ってらっしゃるw
・・・・。「ジャンク屋のいいなりになって言い値で買うのはくやしぃなぁ。」何ゆえそんなおかしな縛りになってしまったのか、
私には、見当がつかなかったのですが、どぅもそうらしぃ。でも、この機を逃したら。。。
と、いうわけで。「どぅせ売れちゃってるしw」なんて、投げやりな気持ちで、いそいそと行ってみました。
(実は、そのジャンク屋で初めてこのFG-201Bを発見してから、既に半年近く経っています。)
お店に到着し、店内へ。
何気に、色々な物を見る振りしながら、行く場所は決まっていました。
つかつか・・・・スタスタ・・・・カサカサw
「ど、どぅ?居るか、な。。。」
ボロピロキラリーン。
「あった!!!!!!(ボロさ加減もそのままに。)」
し、しかも。お値段3000円!!!!!!!!
ブワッ。。。泣くかと思いました。(何か、願いが通じたのかと思いました。)
「初めから、決まっていたのか?もぅ、俺が貰う以外選択肢が無いだろう?」
迷いなどある理由がありません。さっと身請け手続きを済ませました。

Part6
とうとう、真の再生です。(やっすい再生だこと。)
ん。まぁ、いいのさ、これで。
さて、早速各部のチェックです。
ネックは「順反りぎみ」「フレットは7分?(ちょっと陥没してる)」といった所。
全体的に、艶は無く。トップはつや消しみたいな状態。
カンタンな修繕。
全体を非常に目の細かいコンパウンドの入ったワックスで、研磨(これは以外に大変。)
ペグは最悪交換かと思ったけれど、意外と生きているみたいなので、グリスアップして、そのまま使用。
ネックボルトを45°程度時計回り(曲がりも結構直った。)
ナットが外れてしまうので、ボンド接着(再調整した方がいい。というか牛骨で作るつもり)
弦を張替え、それでは早速の。「これより試し斬りをぉ、おこなぁ〜う。デデン」
ジャア〜ン。
?あ、あれ?こ、こんなもん?・・・・?
んん?えっと、そんじゃ、W-20も鳴らしてみようか。
ジャア〜ン。
・・・・。ん?あんまり変わらない?へっ、はれっ?
っつか、えぇぇえぇぇっぇぇっぇっぇえええええ〜〜〜〜〜〜?
(まぁ。製造年も同じ所、定価も同じだったから、そんなもんだよ。)
ま、まじっすかwまじっすかーーーーー?
と。いうわけで、値段なりなんでしょうかね。しょせんは・・・・。
(弾き込んでみると、全く違う。倍音も次の音とよく絡んでいるし、高音にはやっぱり艶がある。
枯れた音系が出ているし、プレイアビリティーは圧倒的で、
「いつまで弾いていても全然飽きないし、嫌気がささない。」←これは、本当に大切な事。)



編集後記
色々思うと、「いきなりギターを弾きたくなった。」のも、要はこのFG-201Bに出会ったからなんだと、今にしてそう思う。
総てが仕組まれたはずも無いのだが、こやつは結局家に来るべくして来たギターなんだと感じてる。
正直言うと、音のレベルは「LD-10」とは比べちゃいけないもので、やはり値段が張るにはそれなりの理由がある事を
改めて実感したけれど、このギターを弾いてるとなぜか、とても暖かい気持ちになってくる。
なんだろぅ、これは。ひょっとして、何かが宿ってるのかも?

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