03年11月19日水曜日  午後2時44分

   メルコWGP−FX16(16M)
発売日、1998年10月  PCIスロット 
 ビデオメモリー     16M  
 チップタイプ      VOODOO、BANSHEE

このカードは、一時代を築いた(?)「VOODOOシリーズ」のチップを搭載したモデルで、当時はそれなりの人気を誇っていたらしい・・・。実際、さまざまなサイトで、この『VOODOO』という名前を見ることからも、チョット特別扱いっぽい印象を受けたりもしていたのである。面白いのは、『DX6』にこいつのドライバが入っているということで、(正確にはVOODOO2まで?)いわゆる『ダイレクトX推奨チップ』とでも言うのだろうか・・・?そんなわけで、淡い期待をしつつの使用とあいなったのだが、いかに・・・。(以下、記述の日時は順不同でし。)
 2003年11月3日月曜日
んで、なんだか知らんうちにグラフィックカードを入手しておって、これが、驚きな性能なので、書いておく。
実は、1996年製のAPTIVAに付いていたものだったので、「別にどうでもいいや」なんて思っていた。
(張ってあるロゴにも『WINDOWS3D対応』とか『98NX&DOSV対応』などと、いかにも古そうな謳い文句が踊っていたし〜。)
製品名はWGP-FX16」・・・。ありゃ?16って16Mのことかなぁ〜なんて、1996年の製品にそんなのは無いだろう?
う〜ん、あんまりやりたくないけど、ネットにつなぐか・・・。ありゃ、いきなりメーカーのサイトに入ってしまった・・・。それじゃ、ドライバをダウンロードしておこう。(たかが3Mファイルに、小1時間。だからいやなんだよ!)でも、ファイルの年月日が1999年になっている・・・。もしかして本当に16M?
ドライバは手に入ったから、このGAを使ったやつの記事でも見てみよう。(カタカタ・・・。)
・・・ふ〜ん、ふ〜・・・へっ?DD値50台???こ、こいつは〜〜〜???
それじゃ、早速取り付けて、ドライバをぶち込んでみようじゃないか。(カタカタ・・・。)
・・・・。測定測定っと、ほい。おっっ早い?・・・・・・ごわっ、スクロールが、馬鹿っ速い〜!
んごぉ。DDが、DDがぁ〜59???(WINME)んどがぁ。DD値74〜〜!!!!!(WIN98)なんなんだよ、
こいつはとんでもないGAじゃねぇか。

Graphicアダプタ 矩形 テキスト スクロール DD
MYSTIQUE  4M 23,937 3,069 21,069 156 19
RAGE AGP 8M 20.807 2.948 17.325 278 28
WGP16FX  16M 50.234 2.268 33.673 709 74


なんだか蓋を開けてみりゃ、現在でも通用するような性能で、、、(まいったね、こりゃぁ。)
性能は、表の通り殆ど最速。驚いたのはスクロールの速さで、709は圧倒的。DDも見たことないような動き。

障害
2003年11月5日水曜日
DOSモードで警告音。画面が出ない、(2色白黒の為。)画面が出ても、色調がおかしい(たぶん16色)
BIOSに入って、プラグアンドプレイOSとパレットスヌープをオフにしたら直った。
2003年11月6日木曜日
とり急いで上記のトラブルを記入しておいたようだ、、、。(やること多くて・・・。)
これについての原因は解明できていない。・・・今までに無い現象なので対処法が判らないのである。
一応、パレットスヌープというやつを切っておけば大丈夫なのだが、(パレットスヌープって何?)今までこいつがONのままでも問題なかったというのが引っかかるのだ、、、。
う〜ん、この作業はBIOS設定なので、そろそろBIOSをアップグレードしないと追いつかなくなってきたのかもしれない。・・・が、このFLORA,正式な型番が未だに判明していないのである。。。。。。。。
2003年11月21日金曜日
上記より先、さまざまなパッチを当てて改善しているのだが、この問題は結局直らなかった・・・。

2003年11月5日水曜日  午後12時56分
(WIN98再インストール時の書き込みより)
いやぁ、ども〜、私です。(陽気なのか?)・・・いや、浮かれていられない事態が発生!
再インストール前は、「74」を誇っていたDD値が、DD58~59になってしまったのである。これはかなすぅい〜・・・。
また、1999年に発売されたグラフィックカードなのに、DIRECTX8に対応していないことが確定した・・。
WIN2000用のドライバはあったがWINME用のは無かったし・・。)
それと、今回再インストールの敢行を決めさせた『ドライビングソフト』が、画面がおかしいままで、直っていないという事。とりあえず、以上2点は色々やってもどうにもならない・・・。(とりあえずAPTIVAにインストールして様子を見てみようと思っているところなんだが、インストール直後は、やることが多いので手が回らないのだった・・・。)     んで、APTIVAにインストールしてみたら『出来やがった』・・・CDのせいじゃなかったのかよぉ〜。

2003年12月15日月曜日
上記より1ヶ月以上が経っている、この間、紆余曲折を繰り返しながらのテストを重ね、殆ど使いこなした感じである。
まず、DX8であるが、こいつは本家の(?)3DFXのサイトへ赴き対応しているドライバをDLして解決できた。
もちろん、先に挙げた『ドライビングソフト』も遊べるようになった。
TWEEKソフトを当てての調整。その他色々やった・・・。
そんなわけで「これが、最強。」と、宣言しようとしていた時に、なんと『PEN3−800Mhz』なんていう本体が手に入ってしまい、ついでに『AGPスロット』があったことから『GEFORCE2MX400』が使用出来るようになった。
これにより、状況が一転。サブといいながら使用していた『FLORA』を使う機会が極端に減ってしまったのである。
2003年12月16日火曜日
というわけで、現在はAPTIVAでの打ち込みなのである。
こいつには、オンボードで『ATI−AGP−8M』のGAがのっかっている。こいつの性能は、そこそこ良くて
殺してしまうのが惜しい。(AGPだしね。)・・・が、16FXを載せてみると、全体的なスピードの向上があったので、
結局、APTIVAで使用することにしたのだった。
この現象は、実は、この『WGP−16FX』だけのもので、例えばこれより古い『RAGEUC』や『MYSTIQUE』では「pen3−800」で使用しても、ベンチの数値は『MMX233』で使用する時と殆ど(あるいは全く。)変わらないのだ。この事をどう考えよう・・・・。単純に、「それだけ高性能なGA」とするのもいいし『CPUに依存するGA』なんて考えてもいいのかもしれない。いや、むしろ不思議に思えるのは『その他のGA』が、CPU速度、バスクロック速度等上がっているのに関わらず、数値が伸びてこないことの方が不自然に思えるのだ・・・。

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