2003913日土曜日  午後 1218

グラフィックカードについて。

デオメモリーが128Mだとか256Mだとかいっているこのご時世(2003年)に、
4Mのグラフィックカードにやきもきしているのだもの、たまったもんではないわな〜?

(きっと今一通りのパソコンを買ったら、な〜んも問題でないんだろうな〜。)

・・・・。と、愚痴ったところで本題に入る。

今まで触れたことのあるグラフィックカードは、大体1M〜8Mまで、
ただ、此の頃のカードは『性能差』が顕著であるから、いじっていて面白いといえば面白いといえる。

カッコ内のDD値は、800×600 16BIT 60Hzでの数値。

内蔵型

「内蔵型」のトップバッターは、バリュースターV13に付いているヤツ。
crrius』といったかな?
・・・。当然?3D非対応のようで、メモリも1Mで、DDベンチもソフト依存なので2〜3とかで、、、
世界遺産?
次は、FLORAに付いてるやつ。
ATI RAGE LT2M)』(DD14)こいつは、1年近く、異なるドライバで動かしていたので、
本来の性能を発揮できていなかったのだが、ちゃんとしたのをやっとダウンロードできたので、早速動かしてみた、が。まぁ、チョッとだけ良くなった。たぶん色々と性能あがったんだろうけど、その時は既に
MYSTIQUE』が手元にある状態だったので、どうという『差』に感じられなかったんだね・・・。
で、内蔵型の『トリ』は、APTIVAの
RAGE PRO AGP8M)』(DD28~29)
こいつが、現在一番の高性能(?)で、たいていのフリーソフトをフツーにこなしてくれるようだ、
(ただし、最近のやつは、最低動作環境が600Mhzとかいうのがあるので、そういうのはさすがに重いけど)
03/11/12追記)

色々なGAをいじっている時、サイトで情報を拾うのだが、時々目に付くのが、このATIシリーズというのは、『ドライバによる性能変化が、かなりある』ということ。現在こいつに当てているのは、「4.10」で、『4.12』というのがあるようだから、どこかで探そうと思っている。。。

そんなわけで、早速検索をかけた。・・・以前4.12を置いてあるらしきサイトがあったのだが、見つからない。
仕方がないので、ATIのホームへ直接行ってダウンロードすることにしたのだが・・・。
な、な。なんと、ドライバが更新されているじゃないか。『4.13』だって、、、。
下に書いた、メルコなんて『更新1回、しかも翌年の2000年で終了。』なんてありさまだったのに、、、、。
このドライバは2002年に更新されているのだもの、ATIって、偉いよ、いや、本当に・・・。
10M』というファイルサイズは、ドライバにしてはでかすぎるのだが、それにも目をつぶれるというものだ。
今は、ダウンロードの最中なので、インプレは書けないけど、なにが入ってんだろうねぇ10Mなんてさ。
・・なんて、打ち込んでいたら完了しました。このところFLORAでのネットの調子が良いので、
APTIVAへ移さないといけないのだが、まあどんなもんでしょう。最低でも、『機種違いでインストールできない。』
なんてことが無けりゃいいのだが・・・。
ンで、まぁ。インストールは成功でした。。。でも、別に性能が上がった感じはないねぇ〜・・・。
ベンチをかけたが、全く一緒。。。ふふっ、こんなものさ(1時間もかけてダウンしたってぇのに・・・。)
それよりも、ベンチの数値がほんとまちまちで、いやになる。好調時の3/2程度なんだもの・・。

PCI 
カードは、2枚。
ATI RAGE UC2M)』(DD14)は、FLORAのよりは高性能、3Dもほとんど問題なく再現する。
ただ、全体的に『線が太い』という印象(滲んでいる?)がある。
んで、こいつが曲者の
MATROX MYSTIQUE4M)』(DD19)
検証マシン Cele433 mem256M
ベンチテストでは、APTIVAのATIを凌駕してしまうという凄さで、FLORAに使用しているのだが、
ゲームスピードがAPTIVAと遜色ない程までアップする。

画像自体も結構繊細感があって、なんだかいい感じである。
ただ、1997年初頭の製品とあってか、3Dが上手く再現されない部分があり、
唯一残念なところなのである。
(ダイレクトXも、7は動くが8はエラーが出てしまう・・・。)

(03.11.12追記)
BAFFALO WGP−16FX(16M)』(DD59~74)
検証マシン Cele433 mem256M
ベンチテスト上では、現在最速である。
画質も、MYSTと遜色のないもので満足している。このカードの発売は1999年ということで、
(正確には1998.10頃)ほぼ全ての3D表現に対応しており、
ATI-AGPと、同等である。(そういえば、うちのAPTIVAも1999年の製品だ。)

下に書いてあるが、「NEKO.FIGHT」という、シュミレーター系のソフトをFLORAとAPTIVAで同時に動かすと、
FLORAに積んだこのカードは、APTIVA-ATIの2倍の速さで表現している。
ただし、あらゆることに対し「最速」というわけではないらしく、DX7を使った2D(3Dかも?)では、なぜかATI-AGPで、
「FTP40」なのに、こいつでは『fps30』とやや落ちるのであった。

それと決定的に良くないのは、APTIVAと同年代の製品なのに、DX7にぎりぎり対応(能書きでは、DX7の新機能には対応していないとか・・・。)で、DX8は動かない。というしょっぱさで、メルコは、製品に対しての見切りが早すぎるようだね?・・・・。
(03/11/21追記)

奮闘記。
そんなわけで、試しにDXSETUPで、3Dアクセラレーターを切ってゲームをしてみた。
すると、遅いのは遅い(洒落にならん位に)のだが、3Dは、しっかり表現されたのである・・・。
これは、つまり。『グラフィックカード自体は、もともと3D表現がちゃんとできる。』ということではないか・・・。
ただ単に『ダイレクトXに対応できていない』だけなのかもしれないね。
そんなわけで、ドライバのダウンロードをしようとしたんだが、MATROXは、日本にサイトが無いので、
MATROXへ繋げてみた。(加って・・・。カナダ?)まぁ。しかし、土日ってこともあるとは思うんだが、どうしてこうも、
回線が切断されるのかな〜?たかが1.6Mのデータをダウンロードするのに正味2時間は使ったんだぞ。

(異常だって。)
と、まぁかなりいらいらしながらも、ダウンロード完了。(もうネットはやりたくね〜な。)
早速FLORAに当ててみた。・・・・・。う〜ん。駄目っぽい・・・ドライバさえ対応していればどうにかなるはずなんだが、
本家でこれなら仕方ないか・・・。一応、マニュアルに目を通してみると、やたらとDIRECTX2と言う文字が目に付く、
終いにはDIRECTX1なんてのまで書いてある。

んで、付属のアプリを使ってテストするとどうも『ダイレクトXが古いです。』みたいなエラーがカウントされるんだけど、
古いのはテメーのほうじゃねぇかよ!(たいがいにしろ!!)

・・・。と、まぁ、こんな調子なのだ。
具体的に症状を書くと、『特に、透明、半透明、の表現が出来ないようで、白い透明、白い半透明の3D表現は、
全て黒に近いグレーのベタになってしまう。もうひとつは、やはり透明表現に関するのか、一部キャラクターが、

枠付き、になってしまう。(これは、ほかのグラフィックカードでも時々起こる。)』
ただし、今回当てたドライバは、チョッとだけ改善されたもので、駄目な部分は、駄目なままだけど、
同じグレー色でも(白くはならないが)ベタではなく半透明のグレーになっていたり、枠付きのまんまの部分と、
枠付きでなくなった部分とがあったりする。・・・。う〜んなんだか中途半端な改善すんなよって言いたくなる・・・。
そんなわけで(?)この際しっかり比べてみよう、ということで『RAGELT』『RAGEUC』『MYSTIQUE』を、同じ環境で、
次々に差し替えてみた。(ベンチマークの値は、当てにならないので、詳しくは書き出さない事にする。)

まず『RAGELT』だが、う〜ん、『DD値』は、14あるのだが、3Dのゲームは、出来ない。(遅すぎる)画像も、どうでしょう〜?

で、『RAGEUC』は、というと・・・。『DD値』は、やはり14だが、その他の数値は、RAGELTの20%〜30%増しである。が、
しか〜し。明らかに画像がよろしくないのだった・・・。

まぁ。実際にゲームなんかをしている時は、取り立てて気になることも無いのだけど、デスクトップに使っている、
写真で差が出るのだ。顕著なのは、『雲』のようなグラデーション的な部分の表現で、これが、
「ファイルサイズを抑えたビットマップファイル」のように、そう。『等高線』のような線が出てしまうのだが、
RAGEUC」は、
これが一番ひどい。で、DD値以外の数値も実際に体感できることは無い。ときた・・・。イカンです〜。
そして最後に『MYSTIQUE』を挿したのだが、これが、どうしょうもなく『良い。』
別に大げさな話でなくて、丁度『色数を16BITから32BITに変えたとき』のような違い。といった感じで、
『雲』も、等高線はほとんど出ていない。(こんなに差が出ているとは思わなかった・・・。)
DD値は19で、数値的には、RAGEと大して変わらないが、実際にゲームなどをすると、まるで別物である。
それと、今回解った事は、『RAGE』も100%の3D再現が出来ているわけではなかった、ということだった。

16時53分
・・・。上記の結果からも、結局は(問題あるけど)『MYSTIQUE』を使用することにした。(今まで通り。)
現在、テストを兼ねてよく使うゲームをあげておこう。
NEKOFITHE』いわゆるシミュレーションゲームで、飛行機が、ブ〜ンと飛んでいくやつだ。
テスト用にうってつけな点は、『3D設定が細かく出来ること(10項目くらい)』で、
『どの効果に問題が出ているのか』がわかりやすい。(解ったところで、どうにも出来ないけどね〜。)それと、
『少ないファイルサイズで、結構それらしい画像を実現する。』作りになっているようなので、上手く機能すると、
ちょっとしたメーカー製と遜色ないかのようなグラフィックなのだが、

その3D表現は、ほとんど、ハードウエア&ダイレクトXに依存していることになるので、
例えば『APTIVAのATI』で、これをすると、とってもご機嫌(霧もかかる。)なのだ。
FLORAのATI』だと、霧がかからない。地面の表現が、雑。んで、それ以上に、『遅い。』ので、ゲームにならない。
FLORA&MYST』だと、表現は、さらに雑だが、ゲームスピードは『保持』している。と、言ったところ。
PARITI SHOT」これもシューティング。『半透明の3D表現を多く使う』ので、性能差が良く出る。(ある意味困る。)
各カードでの感想は、上記と同じ。

『ゴキブリ1000匹』
・・・。なんてふざけたネーミング、内容もしっかりふざけていて(看板に偽りなし?)ゴキブリを撃ち殺す。
んだが、3D、半透明、とそれなりに使っているんで、テストに使えるのだ。
各カードでの〜同上。
『ダーク&ダイ』
アクションゲーム、いくつかの3D設定が出来る。
このげーむは、3Dを切る事が出来て、やってみると、『MYST』でもちゃんと再現できるようになるのだが、
いかんせん遅すぎてどうにもならない。(どういうことだろう?)と、考えていたのだが、要は『DXSETUP』
で、3Dアクセラレーターを切ったのと同じことのようだ。(DIRECTXを使わないで3D表現をしている)
それじゃ『RAGE』はというと、このゲームでは、最悪で、キャラクターが、『緑色1色ポリゴン』になってしまうのだった・・・。

ELSA TNT2VANTA-16」DD30~37)
検証マシン Cele1.1A mem512M
こいつは「与太8」についていたもので、性能はそこそこなのかな?
ベンチ上では「FX-16」に負けてしまうのだけれど、実際の使用感は[FX−16]より良好だ。
AGP4×が効いているのかも・・・。)

2003年10月13日月曜日
・・。こいつは、インプレッションを書くには早すぎるのだが
(使っていない、というか『使いたくても使えない』・・・。)
Geforce2MX400」と言うカードが手に入った。ただし、こいつは「AGP」タイプで、現在あるパソコンでは使用出来ないので(AGPスロットのある本体が無い為)、詳細は全く書けない・・・。

スペックは「ビデオメモリー64M」という、とてつもないもので、ベンチマークもDD値50〜80と桁違いの数値らしいのだ。

ただし、どうも『画質』に対する評価が良くない・・・というサイト上の記事が多いのが気になる・・・。
(一応、AGPスロットのある本体があるにはあるのだが、CPUは勿論の事BIOSが無い為起動出来ないでいる。)

2003年12月3日水曜日

GEFORCE2MX400(64M-128BIT)

ふう、おまたせ。やっと使うことが出来るようになったので、
早速打ち込みしているところっす。



冒頭からいきなりではあるが、ここへきて『ちょっと性能の良い本体』を入手することとなったので、テスト環境ががらっと変わってしまった、という経緯がある。そんなわけで、今までの測定との互換性が無くなってしまった事をお詫びしなくてはならないだろう(?)

・・・。さて、その性能は?といえば、いやはや『恐れ入りました』って感じです。(全く)危惧されていた『画像の悪さ』も、言われているほど感じない。
20031215日月曜日
検証マシン Cele1.1A mem512M
恐らく、一番性能差の出やすいもの。ということで、エミュレーションを使ってみたが、
スピードは、ほぼ2倍。かなり快適である。
2004年1月10日土曜日
最近は、「より性能差が出やすいソフト」として『YSフライト』というゲームソフトを使用しているのだが、
描写が滑らかに再現されるのには驚きだ。
この位で初めて『コンピューターを使っている。』という実感が沸く。・・・ということは、それ以前のものは
一体なんだったんでしょう?本当は、このくらいから『普通』って言っていかなければならん筈だよなぁ〜。

平成17年11月3日 木曜日
で、巷では「64BIT版のメモリを積んだものは遅い。」という、、、
このGeFORCE2MX400はいわゆる「兼価版」というやつなので、当然64BIT版だろうと思っていたのだが、
実は、しっかり「128BIT版」だったようである。

GEFORCE4MX4000(128M)

・検証マシン Cele2.4 mem512M

上記のものによく似た名前だが、性能もよく似ていた・・・。
製造年は型番通りこちらの方が後なので、それなりのアドバンテージがあるのだろう。と思っていたのだが、
簡単なベンチマークでの性能は「ゲフォ2MX400」より若干悪かったりする。。。

とりあえず、「TV−OUT」や「DVI出力」などを備え、メモリも「128M」だったり、GPU周波数も
GE2MX400が200MHZなのに対し、「275MHZ」と、ゲフォ2MX400より優れた部分もあるにはあるのだけど、
どの機能も正味使わないのよね・・・。(周波数がだいぶ違うのに、性能差を感じないってのは・・・?)
GE2MX400より劣っている部分はメモリが64BIT動作だ。という事・・・。
これは、いわゆる「地雷」というものなのだそうで、128BITのものより性能が劣るのだそう。。。
一説によると20〜30%ダウンなんてこともあるそうなのだが・・・?
※とはいえ、現在は、やっぱ。なんとなくこっちを使っているですよ。ミーハーですな、なんとも・・・。


玄人志向?RADEON9000PRO(128M)
検証マシン Cele2.4 mem512M
これで、やっとDX8環境です。(いまさらDX8環境です。。。)
今までのVGAと明らかに異なる部分は「ピクセルシェーダ」と「バーテックスシェーダ」
が付いた、という事。

それが何か?・・・あまり良く解らんけれど、とにかくこいつらが付いてると、
「より複雑な画像を表現出来る」
ようになったりするんだそうだ。
実際の使用感でも、今まで使っていたどのVGAよりも明らかに速いのが解る。
このRADEON9000というのは「兼価版」というもので、
本来開発されたものの性能をいくらか削って、

その分安くした。というものなのだが、それなりに評価されていたらしい。
(削り方が上手かった?)

が、唯一の欠点。それは「画像が滲み過ぎる。」という事。
これは、本当にひどいもので、目も当てられない位ひどいです・・・。
で、これまた某提示版の話によると、なんでも「パワカラ製のはだめ。」なんだそう。。。で、自分のを
見てみたら「POWERCOLRE」つまりパワカラってやつなんでしょな、これ。。。
とりあえず回避方法はDVI端子にアナログコネクターをくっ付けてそこから出力してやれば、なんとか
なります。(今はそうして使っている。)正直言って、画像は全く違います。かなり、というより
絶対お勧め、というより、コネクター使え!・・・です。


※全てのグラフィックカードの性能表はこちら。(PCIカードの性能表は載っていません。−−;)


PC奮闘記TOP

inserted by FC2 system