2004年4月9日金曜日  午前1時4分 

与太ギガ(こいつ11)奮闘記

こいつ11初期構成。
CPU=Celeron 1.1G(FSB100_256k_16K_0,13)
M/B=A-OPENMX3S-T(intel815e FSB66~133.CPU533~1.4G.MEM~512M)
HDD=なし。
MEM=256M
CD=52倍
VGA=INTEL815内蔵。
OS=なし。


一応一通りの作業(配線、ドライバのインスト等。)が終了したので、カキコしておこう・・・。
・・事の発端は、ちょっと古そうなコンパクトタイプ(APTIVA47Jより一回り大きい。)
のパソコンを手にした事から始まった。
手にした時は、何よりもデザインの古臭さやへたり感からして、「こりゃあよくても300MHZ位の代物。」
とたかをくくっておった。
(フロントパネルには「A-OPEN」というマザボメーカーのシールしか貼られていなかったし、
FDDさえ付いていなかった。リアパネルのスロット窓もなんだか妙に小さいので、
下手すると想像以上に古いものかとさえ思っていた・・・。)
とりあえず、ネジが手で回せるタイプだったので、家に着く前にちょっと中を覗いてみたのだが、、、。

ん?これって、与太8と同じタイプのCPUファン?(CPUが付いているかどうかまでは解らないが・・・。)
でで?ま、まさかこれって「AGPスロット」?
あっラッキー、メモリーが付いてる。ちょっとはずして、と、、、、、、?PC-133?256M??へ?
あちゃ~HDDは付いてなかったか、どんなにヘボくてもとりあえずHDDがあればしばらく遊べると思って
回収したからちょっと残念。でも、それ以上の収穫だったかな?いや、このスペックまさか「ペン4」だったり
して~んふふぅ。(なわけねぇか・・・。)
~~~れれ?このパターン以前どこかで・・・。

そんなわけで、部屋に着いてから清掃分解の為に中を開けてみると、意外と綿埃がわさわさしているのに少々ビックリ。「2002年製造もの」のようだが、それにしてもタバコのヤニが結構すごくて内線もかなり黄ばんでいた。
とりあえず、CPUを確認する為、このクソ硬いCPUクーラー取り付け板を慎重に外さねばならない。
で、確認。「あら?このコア、ペン3みたいに小さくない・・・。まるで、MMXとかめんどしセレのよう~って、
こいつ、500MHZ位なのか?だけど、外板はペン3と同じ緑色してる。。。。」
んで、発見。「ぎ、ギャ~セレロンって書いているぅ~!!!」
敗北感~~。それでも何とはなしに調べていると1.1Aだとか800だとか言う数字が書いてある。
でも、セレロンではなぁ~・・・。
なんてわけで、とりあえず、APTIVAからHDDを取り外しとっとと起動してベンチを走らせてみた。
結果。1100MHZ(!)あらまぁ。こいつはどうも・・・。
でも、なんか全然速くない・・・。(セレロンプラシーボ?)

PART2
結局、このパソコンがどこの製品なのかは解らない(恐らくA-OPENのものだと思うのだけど。。。)
のだが、問題がいくつかあった。それは、
スロットの窓が小さいので、手持ちのカード類が全く使えない。
HDDが無い。
FDDが無い。
電源ファンがうるさい。
ということで、これでは折角「AGPスロット」があっても、全くの「宝のなんとやら」であるし
FDDもそこそこ使うので、このケースのままでは使い勝手が悪すぎるのである・・・。
そんなわけで、「ケース交換」がまっさきに頭に浮かんだのだが、現在手元にあるのはmicroATX用のみ。
ところが、こいつのM/Bはなな、なんと「microATX」。って、全然OKじゃないかよ。
(今回は巧く噛み合っている気がする。)
とにかく、SOTECの中身をM/Bごとはずし、こいつのM/Bを取り付けてみる。
なんだか、2箇所でっぱりが合わずに少し浮いてしまっているようではあるけれど、(取り外した。04・5・31記)
サイズもネジ穴もピッタリ。「これなら楽勝でイケる!」そう踏んで作業にとりかかった、の、だ~が~。
PART3
まぁ、当然といいましょうか、色々と不都合が出てくるわけでして・・・。
まず、何よりも問題なのは、「パワースイッチ類のカプラーが一致しない。」という事。
これは、取り外したSOTECのM/BとA-OPENの両方を繁々と睨みながら、なんとか「パワースイッチ」
だけは、ちゃんと機能するようにした。(現在は、LED類も正常動作するようになっている。)
それと、このM/Bには待望のLANポートがある。待望ではあるのだったが、勿論SOTECのケースには
この穴はない・・・。これは、巧いことリアパネルが取り替えることができた。(うん、噛み合ってるよ。)

少々不安なのは「電源」で、SOTECのは「120W」。(といっても、A-OPENに付いていたやつも145Wだったが。)
一応、300W電源が余っているので、最悪の場合は移植も考えている。
PART4
で、「使用感はいかに?」ということなのだが、、、、。
一番初めにAPTIVAのHDDを使ってWIN98を起動させた時(この時点では、celeronという事は解っていたがCPUの数値は解っていない。なんて状態・・・。)の印象は、、、、、。
「~~??なんか、APTIVAとスピードが同じ・・・。」いや、これは決して大袈裟な表現なんかではなく、
正直そう感じたのだった・・・。
多分、これは「celeron」という前情報と「コアの形状からして、高スペックではないだろう。」という予測が
既になされていた事も大きいはず・・・。
だが、、、。本当に「CPUの数値」というのは当てにならん事を、今回も見事に実証したよなぁ。
どこかで書いたが、「むしろ、OSの企画のほうがよっぽどスピード感を左右する。」のが、実像だもんね。
よくよく考えてみてよ。「1Gオーバー」なんて、在りし日は「夢のまた夢。」だった数値である。
なのに、それが現実となったというのに、あぁそれなのに、これといった劇的な変化などは全く起こらない。
そりゃあ流石に「遅くなった」とまでは思わないよ?(ってか、当たり前だ!)
しかし、「速くなった」と、実感できないってのはどういうことなんだ?
しかもこのセレロン、サイトで調べたら「セレロン史上最高の誉れ高き」鱈セレということで、
そこそこのしろものなんだそうだわ・・・。(なんだかな~)
もう、仕方ないから「2CH」にいって、このCPUを絶賛しているスレッドを読み漁って、
いわゆるプラシーボ効果でもって満足感を得ている始末であったのだった。(うんざりだよな~)

んなわけで、本来ならばスペック上「低性能」な与太8君が常用パソコンになるはずなのだが、
今回、逆転現象により、こいつ(正式名はまだ無し。)が常用パソコンとして稼動している。
PART5
こいつを安定稼動して2~3日経っている。
OSは、高スペックを妄信して「WINME」をぶち込んでいる。
・・遅いです。特に起動直後からフォルダーを開ける時などは、「1100MHZってなぁに?」と、誰かに
たずねてしまたい程に・・・。そして勿論、ヘルプも重てぇまんまで改善のかけらも無かったっす。
ただし、これはもしかすると「CPU」の問題よりも「HDD」の問題?そういう次元ではあるようだけど・・・。
(ATA66を使って、intelアクセラレータを入れれば、快適になるかも?という余地が残されてはいる。)
VGAは、炙れていた「VANTA16M」をAGPスロットに挿して使用している。
どうなのかなぁ。一応OPENGLを使ったゲームなんかは滑らかに再生するけれど、なんだか、時々ひっかかる
感じがあるのも事実。(ゴキ1000匹をするとウエイトがかかってしまうのだった・・。)
ベンチの数値は芳しくなく、「MMX233+FX-16」と同程度。(って、ちょっと酷くない?)
ショックだったのは、NVIDIAのカスタマイズが使えなかった事。と、なぜかDDの計測で、画面が荒れる事。
ファンレスの上にシンクも小さいせいか、かなりの熱をもつ事とか、与太8では「4×」のAGPで認識するのに
こいつでは「2×」の認識になってしまう事など、文句だらけなのだが、実用上問題も無いので、そのまま使用している。(そのうちFX-16のテストもしてみるだろう。。。暇だし)
ちなみに、画質そのものは、問題無し。
メモリは贅沢にも「PC133-256M」をそのまま使用。
気分的に非常に良い。だけど、実感(処理スピードの向上等)は無し。
CPUは一応デフォルトのまま「1100MHZ-100MHZ」で使用。
BIOS設定で、クロックアップが可能である。んがしかし、FSB133は通らず。倍率アップも反映されない。
FSB127でも駄目でFSB117の時に初めてMEが立ち上がった。んがんが、すか~~~す。なぜか「音」が出なくなってしまった。デバイスマネージャーで確認すると、AC97を認識していないらしく「!」や「×」どころか
ドライバ自体が、「出ていない」・・・??
恐らく、FSBアップに伴うPCIクロックの上昇が原因なのだろうが、それにしてもデリケートすぎ。
なので、実は「泣く泣く」デフォルトのままなんである・・・。
CDはSOTEC標準装備の24×(未使用)と52×の2連装
別に、CD—Rでもないものを2連装する必要など無いのだ。んで、実際は24×は配線されておらず、単なる
オブジェ。(他に使うところが無いだけ)
52×は意外に使いやすく与太8に着いている44×よりも(こいつが結構癖がある。)ずっとまともな動作である。
ただ、この44×とか52×なんて、なんか意味あるのかねぇ?きっと「読み込みスピードが速い。」といいたいのだろうが、言う程速いとは思わないんだよね・・・。(24×で十分、っと言うよりこれ以上との差が解らない・・。)

2004年4月9日金曜日
『た、隊長大変です。「ME」の野郎が造反を開始しました~。』
なんだなんだ?突然RUNDLLが機嫌そこね出したぞ?なんだか、全体的にアプリの挙動も不審な動きを見せているぞ?(こうして打ち込みしていても、なんだか引っかかる・・・。)
しでかしたことといえば、『intelのアクセラレータ』を入れた事と、SFCを使って『OPENGL』を、デフォルトに戻した位なんだが・・・。
何でOPENGLを書き戻したのか?って?それは、「スパイダーソリティア」をやったら、なんだか変な動きだったからなのだが・・・? ~~う~んまずい、まずいぞ。ってか、この赤文字も勝手に置き換わってしまったわけで、
こうして打ち込んでる最中も、ただごとでない感じだぞ~~>いやはや、打ち込みが引っかかること引っかかること、、、こりゃもしや『祭り』でつか?
とりあえず、 アクセラレータを捨ててみるしかなさそうだぞ!みんな書店へ急げ!!!
んで、早速、捨ててみたさ、えぇバッサリと・・・。しかし、直らない、、、。
『追加と削除』の「WINDOWSコンポーネント」が開き切らずに「RUNDLLが不正じゃ!」とどやされる。
ちなみに、何でか知らんが『クリスタルベンチ』を起動させようとすると、固まってしまって3ボタン攻撃を使っても、キャンセル出来ない。。。(一応今一度やってみる・・・。どうじゃ!)と、と、と、、、これは直ったみたい。
それでは、「スパイダー」はどうよ?、、、、駄目だったみょーん。
ならば、まだ時期尚早だけど、「SHIEF」をインストールして性能を見てみょうではないか・・・。
「デデーン、ズッタカズッタカ~。」う~ん、10分くらい遊んだ限りでは、特に問題無いみたいだね・・・。
いやはや、こいつは流石に『1100MHZ本領発揮』とでもいうのか、「APTIVA+FX-16」よりもさらに滑らかですわ。
(ベンチの数値って一体・・・。)
・・で、結局。『~不正』は治らずじまいなんだけど?(打ち込みのギクシャクは直ってるみたい。)ま、いっか。


PART6
しかし何でか、「こいつ(仮)」のスレッドは伸びが良いですなぁ~(スレじゃねぇよ。)
「与太8」の場合は『WINDOWS2000』の「パスワード解除」に精も魂も使い果たしてしまったってのもあったのだろうが、なんにしても「安定度」があったってのが、1番の理由なのかもしれないね。
それに比べると「こいつ(仮)」の不安定なこと・・・。別にこれといった問題点は見当たらないのに妙に手間が
かかるのは何故?んまぁ、「ME」を導入していたりしている時点で、不安定決定~。なんだけど、実はこの
「VANTA」って言うVGAが曲者なんじゃないか、と、思い始めている・・・。
先に挙げた「スパイダー」の挙動不審ぶりや「DD計測時のちらつき」等は、VGAに原因がありそうだし、
(VANTAはMEのデフォルトでもインストール可能なので、何度か入れ替えてみたが、改善されなかった。)
やっぱり、あの「熱」が悪さしているのか、はたまた、ま、ま、まさかの「電源不足」とか?

そうそう、「電源」で思い出したのだが、これって本当に意味があるのかなぁ?
と、いうのも。今までほとんどの作業は「FLORA」や「APTIVA」でこなしていたわけなんだが、承知の通り
こいつ等は両方とも「コンパクトタイプ」なパソコンなんだよね。
んで、「FX-16」くっつけて「モデム」くっつけて、仕舞いには「HDD2個付け」なんて平気でやりながら
動かしていたけれど、「電源不足による不都合」というものを、食らったことが一度も無いわけ。
当然電源は85Wとか90Wなんてものなんだけどさ・・・・。
まぁ、確かに「こいつ(仮)」はCDドライブもフルサイズの52×だしCPUもそれなりに電気喰うだろうし、
メモリも無駄に256Mだし、VANTAのあの熱量を考えるとそれなりに消費しているのも頷けるところではある。
でも別に「重い処理をしたら電源が落ちる。」なんて経験無いしな~。どうなんだろうね?

う~ん折角なので、「VANTA」のインプレを打ち込んでおこう。
まず。不安定である。なにはともあれ不安定である。。
もしかして、寿命?かもしれないなぁ、(いや皮肉ではなく、本当にそうかもしれない・・・。)
「ゴキ1000匹」というフリーの3DゲームはDX8で動くのだけど、そんなに重いとも思わない・・・。でも
処理が重くなる時がある。
「NEKOファイト」これもフリーの3D。だけどDX6辺りから動くと思う。
このゲームそのものが重いということはありえない。しかし、このゲームでさえ、多い処理になると、なんと
ウエイトがかかってしまうのだ。
このソフトはFTPが常時画面に出ているので、「ベンチマークより信頼性のあるソフト」としてよく使うのだが、
例えば「FLORA+FX-16」だと「FTP60」程度で、描写が多くなった時にウエイトがかかるがそれほど気になるものではなかった。と、記憶している。
「APTIVA+FX-16」では「FTP90」と超絶で、描写が多くなってもウエイトがかからない。
これが「こいつ(仮)+VANTA」になると、「FTP60」。んまぁそれは我慢するとして、問題なのは描写が多くなった時。なんと、かなりの落ち込み(FTP30)が発生してしまうのである。
(ちなみに、このソフトはDXは勿論WINGやライン表示も可能なのだが、これについてはどれも似たり寄ったり
(つまり、遅くなってしまう。)ので、ここでは、DX使用時のみ。でのインプレである。)
「フライトシミュレータ2000」
このソフトもフリー。「OPENGL」を使用するソフトなので、また違った結果が出やすいので、よく使う。
ただし、これについては、大変微妙で、正確にVGAを測れないかもしれないのである。
というのも、実は「OPENGL」というDLL自体が、それぞれのVGAに適合するように独自に作られている為
「カードを変えるとOPENGLも変わってしまう。」そして、書き換えられた「OPENGLの変化量」が、これまた
とてつもなく大きい、のである。
例えば、現在は先に挙げたテストで、「VANTA」のドライバは、「WINME」付属のものを入れているのだけれど、
これでこのソフトを動かすとかなりカクカクするのだが、NVIDIAから直接DLした最新のドライバを導入すると
見事に、「滑らかさん」に変貌する。と、いったわけで、どちらかというと「ドライバのOPENGL対応度」を
調べるソフト、としたほうが良いかもしれんのだわ・・・。
特に、N-VIDIAはOPENGLに対しての性能が良いので、これに限っては「VANTA」もなかなかだった。

と、まぁ、計測上はこんなところである。
で、それで終わればいいのだよ、しかし、「VANTA」のせい、と、確定は出来ないが、変な現象が出ているのである・・・・・・・・。
それは、スクロール時に起こることで、例えばIEを閲覧していて、縦スクロールを左クリックしっぱなしで、
ブリュリュ~っと、流している時。「もういいだろう。」とクリックを離すと、なんと、押し続けていた分だけ
(慣性がついてるみたいに)余計に流れてしまう。というもの・・・。こりゃなんなんでしょう?
単に、IEの設定なのか?でも、こんなこと今まで無かったはずだけど・・・?
やっぱり電源?まさか~・・・?

PART7
ところが、そんなことはさして気にもせず、さっさと「クロックアップ」なんぞにいそしんでみるテスト。
先にもちょっと触れたが「まとめ」の意味も含めて、おさらいしておこうと思う。
まず。いきなり「FSB133-PCI33」設定を敢行してみた。結果、玉砕。
   次に「FSB127-?」を選択。しかし、BIOS画面にたどり着くのが精一杯だった・・・。
それでも諦めず。今度はジャンパ設定で、「FSB133」を試すも、粉砕。
仕方なく、BIOSに戻り「FSB117-PCI38」を試行。これで、「WINME」が起動した。
ただし、音が出ていない・・・。
そこで、「FSB114-PCI36」を渋々選択。ついに「音付きWINME」が立ち上がった。
この時のクロックは「約1248MHZ」で、気持ち向上といったところである。
体感スピードは、、、、。いや、いや。気持ちの問題ということでして・・・。

しかし、クロックアップとは面白いものらしく、「2CH」の鱈セレのスレッドを7つ程DLして読んでみたが、
当たりハズレが結構あるようだ、(ちなみに、あたしのは、いわゆるハズレであるな、この場合。)
同じ「1.1A」でも、「FSB133」が問題無く通るやつもあるらしいし・・・。

そいうや、ひとつ勉強になったことがあった。それは、「このタイプのセレロンは倍率固定」というものらしく
倍率設定をいじって、クロックスピードを上げようとしても、CPU側で固定されてしまっているから、クロックが上がらないのだそうだ。(倍率設定が反映されなかったのはこのせいだったというわけ。)
与太8のペン3も倍率が変更してなかったところをみると、やっぱり倍率固定というやつなのかもしれない。

2004年4月15日木曜日
んでまぁ、ダラダラとスレッドを伸ばしてもしょうもないので、そろそろ報告などを・・・。
システムメーターについて(CPU使用率の数値がおかしい。)
『WIN98○』『WINME×』『w2K○』(47Jの時は起きなかった。高クロック1G~での障害か?)
サウンド
『WIN98○OC時△』『WINME○OC時△』『w2K×』(マザーボードの問題)
平成16年5月3日 月曜日
更に常用中。
最近はやること無いので、「静音化」なるものをしていた・・・。とはいっても、電源のファンを取っ払ったり
CPUのファンを取っ払ったりはしておらず、ケースの共振を抑えてみたり、ファンの羽根を紙やすりで削って
表面やエッジを滑らかにしてみたりしたのだけれど、そこそこの効果はあったみたいである・・・。

しかし、この「与太11」は、なんだかもっさりしているんだよね・・・。「与太8」と比べると、GAカードやHDDの性能差があるとはいえ、ちょっと劣っているように思える。結局、各ベンチプログラムでは300MHZ分の差がちゃんと出ているだけに、なんだか納得いかない・・・。
ところが今日。なにげに「CPU-Z」という測定アプリをいじっていたら、なにやら不思議な事が出てきたのである。
それは「CPUレイテンシ測定」で、こいつでキャッシュのクロックを測ると、なぜか256K以上の部分で
与太8との大きな差が出ていたのだ。しかもその差が実に「1,5倍」。

平成16年5月31日月曜日
これがどういうことなのか、暫く判らなかったのだが、多分こういうこと。。。
『256K以上の数値は単純にメインメモリへのアクセススピードである。(ここまでは判った・・・。)
で、なぜに800MHZのCPUより1100MHZのCPUのアクセススピードが低いのか?それは、、、、。
L1/L2キャッシュはフルレートの場合。CPUの速度に比例して速度が上昇するのだが、メインメモリは
CPUの速度上昇に対してのスピードは上がらない。』からではないか?と、思った・・・。
つまり、CPUから見た場合。より速いCPUから見たメインメモリは『より遅く見える。』という事なのだが。。。

・それはさて置き。最近気温が高くなったせいか(30度位の日が2~3日続いている。)CPU温度が
気になるのである。今まで(気温20℃程度)の場合。CPU28℃~37℃通常33℃で安定。なんて感じだったのが
今は、30℃~47℃通常40℃で安定。(マザボテンプは44℃)なんてなっている・・・。
静穏化のスレッドなんかを見てると、こんなのは全然問題無さそうではあるのだが、問題も出てきている。
どういう現象か?なんだか、『共振音というか共鳴音』のようなものが発生している。これは高周波であり
かなり耳障り。一応全てのファンを一つ一つ止めて調べてみたのだが、どれを止めても共鳴音が止まることが無く
勿論この時はケースは外されているので「外側ケースの共振」でもない。。。と、すると、、、、回転部品以外
(HDDもケースから外してみたが、共鳴音は消えなかった。)それはつまり『コンデンサー等が共振している。』
・・・。これはまずいだろう?下手すればCPUが共振している。とか?・・・うっそ~ん。そんなのヤダ。
なんだか耳をそばだててみる分にはどうも『電源部』から聞こえるような気がするのだけれど、実は今は
この現象が出ていないので、特定が出来ないのであるのことよ・・・・。
まぁ、このマザボは持病の『コンデンサハビョーン病』にかかっているから、いつ逝ってもおかしくないのだけど、
(現に4~5個程膨らんでいる状態だし・・・)やっぱり早い所処置したほうがいいかなぁ~?(多分しない。)

平成16年6月2日水曜日
しかしまぁ、なんだかんだいってもじわじわと性能が上がっているのも事実なんであった。。。(本当に一寸だけ。)
・メモリ128M+64M=192M→128M+128M=256M
・VGA TNT2VANTA16G(16M)→TNTVANTA64(32M)
ん~。どうなん?微妙っすよ、このシステムアップは・・・・。
メモリに関してはこれと言った変化は感じられなかったかな?っというより『192M』積んでる時点で、個人的には
「もう、満足。」つい最近まで『64M&466MHZCPU』でやっていた事を考えれば、これ以上なにも望まない。
ってもんでしょう?・・・でも、若干性能アップしたかも?なんていうか『引っかかりが無くなった様な』気が
するんだけど・・・。(プラシーボかな?)でも、これは128M+64Mのアンバランスを128M+128Mに揃えた
事による効果なのかもしれないな・・・。(だって192Mだって使い切っていなかった訳だしさ。)
VGAについてもそれなりに良くなった気がする。
これもビデオメモリが16Mから32Mになった。(それだけの事なのだが。。。)
効果はやっぱり『引っかかり』が減ったと思う。・・・・。だけど、どうって事無いゲームに16Mなんて
使い切っていたんだろうかね?どういう仕組みなのか知らんけど、、、、。まぁなんにしても良くなったんだから
いいか・・・。



編集後記
そう言えば、ここで悪戦苦闘していた「こいつ11」でありますが、最近のシステムアップに伴い、
稼動する事のない状態だった為、ひょいっとオークションに出品してみたんですが、
これが、見事に売れてしまいました。。。
イマドキのPC事情を考えると、もぅ。相当に性能的に見劣りするので、
「上手くいっても5000円なら、大儲けw」なんて感じだったんですが、なんと。8750円という
とんでもない金額で落札されてしまいました。。。
(ちなみに、与太8君も分解しM/BとCPUだけで売買済み。)
いずれも、かつては「神」扱いのメイン機でしたね。

現在は、「Pen4-2.8cG」「AMD3800+」という2台体制でやっていますけど、
もぅ。実は、Pen3-800位の性能であれば、これといって不足は無かった感じは、今でも変わらないです。
要は、ごく一部のエミュレーションやゲームを満足に動かそうと思うと高性能機を求めたくなるわけでして、、、

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